Alldaygym店長です。
体幹は結構意外な種目でも使われるというお話です。
プランクや腹筋など寝た状態で行う運動は知られていますが、実は立った姿勢で、重りを頭の上にあげる動作も、体を安定させるために体幹の筋群がよく使われます。腹筋運動より効くという話も!
■体幹の筋肉はどう使われる!
体幹の筋肉の主な働きは体を安定させることです、腕のように何かを持ったり、動かしたりするような場面で使われることはないですね。
体の自然な動作としては腹筋背筋はあらゆる動作と連携して姿勢を保ちます。
もちろんウエイトトレーニングでも常に使われており、特に立った姿勢では不安定なため大活躍します。(あまり意識することはないですが)
特に頭に上に重いものを持ち上げる動作、ショルダープレスやバーベルプレス、オーバヘッドスクワットなどは、体感にとても”効く”種目なのです。
■体のバランス改善にも!
頭の上に重りを持ち上げることで、体が地面から垂直になるようにバランスを取ります。腹筋、背筋、腹斜筋、などが協調しますので、どこかが強くてもよくありません。
こうした運動は直接体の筋力バランスを調整することにもなりますね。
また、筋電位計を使った研究では腹筋よりバーベルプレス(立ってバーベルを頭の上に挙げる)の方が腹直筋への刺激が強いという例もあります。別のコラムで紹介した筋トレバイブル”Starting Strength”の著者も腹筋を鍛える運動として一番にプレスを挙げています。
腹筋の代わりになるかもです。
■ショルダープレスをやってみよう!
ということで、いろんな”頭の上系種目”がありますが、始めやすいものとして立って行うショルダープレスなんかお手頃(?)です。
非常に重心が高くなる動きなので、最初は十分コントロールできる重さから始めましょう。
ダンベルをもって、肩から頭の上に持ち上げます。
この時!ほとんどの方は上体が後ろにそるはずです。これでは、うまく力が伝わりません、腰や腹筋を意識して重りから足裏までができるだけ一直線になるように注意します。
これが”体幹に効く”のです(というか正しいフォームです)
体のコーディネーションにも良い運動ですので、ぜひお試しください!
慣れてくると「あ、この姿勢だと力が入りやすい、ふらふらしない」という感覚がわかってくると思いますよ。
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