世田谷のレンタルジム”All Day Gym”店長です。
トレーニングって大変ですよね!。やらないといけない!と思ってもなかなか続かない、3日坊主になりがちです。
ただ、継続するためにはいくつかコツがあります。人によってはこのコツで簡単に習慣化できるかも!
そんな都合の良い裏技なんてあるのかしら?
「習慣化したいことを自分のフェティッシュ(偏執対象)に寄せていくのです!(ちょっと何言っているかわかりませんね)」
これは自己暗示的な手法です。今回は筋トレでご説明していきます。
筋トレの目的は、アスリートでもなければ健康維持、体形改善、体力増進ではないでしょうか。
つまりより良い状態になるために努力をする、という考え方が一般的なのかと思います。努力とはいわゆる、キツイ、つらい、できればしたくないこと(=筋トレ)で、それを頑張って乗り越えるという構図になります。
一方、ゲームにはまる人はどうでしょう?はまるレベルになるということは、かなりやりこんでいるという事。
ただ楽しいからやっているわけではなく、例えば、アイテムをコンプリートする、ストーリーを極める、点数/ランク、誰かと競う、、、等々 何かしらの目的があるはずです。
ゲームと筋トレに関係があるの?
「はい、ないです。(Yes/Noを同時に言えてますね)」
好きなゲームは出来てしまうのに筋トレはできない、何故でしょうか。
それはこの目的(≒偏執)が持てているか否かという点が無視できない違いだと思います。
ゲームって非常によくできていて、いかにスムーズに始められて、ハマる様、計算しつくされています。スマホゲームは顕著ですね。
これにならって筋トレもゲーム的に楽しんだら、習慣化できるのではないでしょうか。
ただ、筋トレはハマる様お膳立てされていないので、自分で工夫する必要があります。ヒントは、トレーニングの様々な側面の中で自分に合った”偏執”できる所を見つけることです。
具体的にはどうするの?
「自分の過去の経験でハマったものってありますよね。(質問無視するスタイルですね)」
2つ例を上げてみます。
・シミュレーションゲームが好き
→これは筋トレの戦略面を意識するとハマれるかもです。
目的をどういう戦術でクリアするか、トレーニングはそれ自体シミュレーションゲームの要素が多分にあります。
筋肉をつけたいという目標であれば、ただ漫然と筋トレするのではなく、種目、頻度、食事、休み、生活スタイル等々、自分なりにこうすると効果が出るのではと考えて実践します。
実験の側面もあります。効果は続ければ分かるので、このやり方はダメだった、これはとても良い!というように、どんどん戦術を変えていくことにこだわりましょう。
そのためにはトレーニング計画を自分なりに作ること、そしてその結果を(良くても悪くても)楽しみにすることです。いつの間にかハマっているかもしれません。
・RPGでアイテムカンストしたことがある
→何かを完璧にしたい!という嗜好を利用します。
大きな目標ではなく、具体的且つ絞った目標に集中します。例えば、
‐ベンチプレスで80㎏挙げる
‐ドラゴンフラッグを成功させる
‐180度開脚できるようにする
というような目標感です。これが痩せる!、筋肉質になる!等の目標だとこだわりが薄くなるので、あえて偏った目標が良いと思います。
この目標感の良い所はどこまで達成したかがわかりやすい点です。ベンチプレスなら「今60㎏挙げられるから、2か月後には70㎏行きたいな」と考えやすくなります。
でもそもそも習慣化できるかわからないですよね?
「なので最初は小さい目標が良いです(ゲームでいう序盤のミッションですね)」
先ほど例で挙げたのは、こだわりを持って筋トレを始めるという事になるのですが、このこだわり自体を持つには、成功体験が必要です。
そのためには早い段階(まだハマっていない時期)でその体験ができるようにします。
2か月ではなく2週間やってみて、振り返りできる中間地点があると良いですね。戦術であれば2週間でまず続けられそうな計画だったか?を見てみるとか、ベンチの例ですと少しでも重量が増えたか?をチェックすることになります。
ゲームと同じで、小さな成功体験が継続的に得られることで、動機付けになり、最終的には習慣化しやすくなります。
まとめるとどういうことかしら?
・自分がこだわれそうな目標の立て方、取り組み方を考える
・絞って!小さく!偏って!取り組むことでこだわり感が増す
こだわりを持つことで、習慣化への最初心理的関門をクリアしやすくなります。自己暗示のテクニックではありますが、考え方を意識することで、運動習慣が身につくなら、こんな良いことはないですよね。
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