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執筆者の写真ジム店長

トレーニングで頭が良くなる?!


段ボール運ぶ

Alldaygym店長です。


トレーニングは頭の良さにも関係するという話です。

イメージでは何となくそんな気もしますが、実際にどういう影響があるのか調べてみました。



■本当に頭の良さと運動は関係するのですか?

「関係します、それも結構直接的に関係します」(直接的とは?)


トレーニング習慣のある人は一昔前は脳筋などと言われていましたが、最近では社会的に成功しているというイメージまで持たれるようになっています。


これは計画的にトレーニングを行える性格や、自立できるマインドなどもあると思いますが、実はトレーニング自体もその人の精神活動に影響を与えるという研究結果が数多くあります。


特に加齢に伴う認知(脳の様々な機能)の低下については、トレーニング(ここではジョギングなども含みます)経験の有る無しで多く異なるようです。



統計データとしては、文部科学省による「全国学力・学習状況調査」の結果とスポーツ庁の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を重ねると、「運動ができる子どもは勉強もできる」という傾向があることがわかっています。


健康と頭の良さを一緒に手に入れられるなんて、素晴らしいですね!




■どのような効果があるのでしょうか?


「一言では言えないですが、それはすごくすごいです。」(頭よくなさそう。。)


様々な研究がありますが、一概にどの程度という事は難しいようです。


とはいえ個別の研究では、米国ジョージア工科大学の研究では「20分間の筋トレで記憶力が10%向上する」という結果が出ていたりします。


また55歳以上の認知機能の防止には大きく影響しており、運動経験の有無による反応時間の差なども報告されています。


個人的なイメージとしてもジムで会う方々は若々しい方が多いです。




■トレーニングはどのように脳に影響するのですか?


「脳も体なので強くなるのですね。」(脳で重りあげたりしないですけどね)


具体的な影響は様々な説明があります。


血管系の変化:トレーニングにより循環器系が発達すると、脳への酸素共有量が増えたり、脳でも血管の新生効果が得られます。これにより脳が細胞組織として健全に保たれるという効果があります。


遺伝子的な影響:遺伝子の中で脳組織の健康を増進する遺伝子コードの発現が増加するという研究があります。シナプスの形成が促進され脳組織が厚くなるという事ですね。


神経系の効率性:運動により体を動かすには脳が命令しています。習慣的に運動を行っている方は、より少ない運動単位(筋肉組織のグループ)で力を出せるように脳も効率的に信号を発信できるようになります。これにより脳自体もある意味鍛えられている状態になります。



なんとなく、加齢による機能の低下防止によいというのもわかる気がしますね。


体のトレーニングは、脳トレでもあるわけですね。



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